地味な作業をしています。
私の仕事は、頭を使うだけじゃなく、とにかく手を動かさないといけないところが気に入っています。
イラストレーターになりたいと強く憧れていたとき、聞こえの華やかさに対して、実は仕事内容が地味というか、結構汚れたりするところ、なんでこんなとこに?っていう妙なところにお金がかかるところに惹かれていた気がします。
最近やっと自己紹介の時に「南です。イラストレーターをやっています」と言えることがとっても有り難くってとっても嬉しい。すっごくすっごくイラストレーターになりたかったから。なりたくてなりたくて私、身体が焦げちゃいそうだった。でも実力なくてそれで自信がなくてそれで動けなくて、情けなかったなー。
今は、色々と連載をさせて頂いてるお陰とかで、初対面の人に対しても私はとってもキャッチーだし本当に有り難いと思います。
私、今が一番楽しいなぁー。いっつもそう思えたらそんな幸せなことってないなー。幸せでいたいなー。
私が嫌う言葉に「運も才能の内」というのがあります。いや、いや、そうじゃなくって、って思うん。
そう言われはる人たちは、実力があるから運を掴んではるんやと思う。どうしても才能の所為にしたいんなら、実力を培う才能があらはるんやと思う。
「運も実力の内」なら好きかも。実力がないと運って逃しちゃう。気付かへんねん。目を凝らしてないから。
「これはもしかしてラッキーなんじゃないか?チャンスなんじゃないか?」っていつでも気付ける努力をしよう。あと、よく動く身体も用意しておかなくちゃ。行動しちゃった方が楽しいよ。失敗したら1回「えへー」って笑って、次はシクらないようにすればいいよ。
*「シクる」って関西弁???「しくじる」の略です。「しくじる」よりライトで好きかも。「しくじったー!」っていうより「シクったー!」のが聞いてる方が「あははー」って笑えそうで!失敗したときほど軽い方がいいわぁ〜。